2022.3.13
今日は、大阪桐蔭高等学校吹奏楽部「第17回定期演奏会」に行ってきました。

ここ数年テレビ番組など多数出演し、有名アーティストとのコラボも話題となって、知名度は上がる一方ですが、今日は3年生最後の演奏、定期演奏会を鑑賞してきました。
私は当吹奏楽部の関係者でも音楽関係者でもないのですが、姪っ子がこの大阪桐蔭吹奏楽部に入部、Tubaを演奏するようになってから、足を運べるだけ運んできました。もう卒業してしまっていますが、今日はその姪っ子と母である私の妹と3人で鑑賞です。
場所は毎年決まって中之島のフェスティバルホールです。



この重厚感と真っ赤なカーペットが敷かれた長い階段がとても印象的なんです。
先日テレビ番組で、このホールで独演会をされたことがある立川談春さんがおっしゃられた、音響設備の素晴らしさを例えた言葉が印象に残っています。
「このホールは拍手が上から降ってくる」。
と、この話を姪っ子にしてみると首をかしげていました。毎日夜遅くまで練習に明け暮れて、毎週日本のどこかで演奏会を開き、日本にとどまらず海外にも遠征に行って、疲れが途切れることなく迎えるこの定期演奏会。そして毎年当たり前にこのホールで演奏してきた彼女にしてみたら特別な感想を抱く余裕もなかったのかな。
2020年は無観客で、2021年は関係者のみ、そして今年やっと有観客80%での開催ができるようになったということです。
プログラムはこの通り、盛りだくさんなんです。
第Ⅰ部
・ミュージカル「銀河鉄道の夜」
・《17年間の歩み》「YOASOBIメドレー」
第Ⅱ部
・アルメニアン・ダンス PartⅠ
・吹奏楽のための協奏曲
・野球応援コーナー
・ミュージカル「エリザベート」
・リクエストコーナー
・《卒業生を送る歌》「EXILE~道~」
・春よ、来い
休憩入れて3時間。部員達はほとんどずっと立ちっぱなし、踊りっぱなしで演奏をしています。全て暗譜です。監督の梅田先生は、見せる、魅せるということにとことんこだわった演出をされて、また来年もこのホールで音楽を味わいたいと毎年思わせてくれます。
「春よ、来い」の後、フィナーレの「銀河鉄道999~星に願いを」で締めくくり、客席からの大喝采!鳥肌が立ちます!
本来はここで「ブラボー!」「Bravo!」と客席のあちこちから聞こえてきて、スタンディングオベーションとなるのですが、感染対策ということで、誰が用意していたのか、そんなものが売られていたのか全く知らなかったですが、観客席の一部の方達で「Bravo!」と書かれた細長いタオルを両手いっぱいに広げて、声のない「Bravo!」でステージを賞賛されていました!それを見た梅田先生も、感動しきりでした。
姪っ子と妹と私の3人で、次は何のコンサートに行こうかと、また一つ楽しみが増えそうです。