まずはデッサンから

2021.10.17

今回は、まだまだ趣味と言えるほどのものではないですが、そろそろ再開したいなぁと思っていることを紹介したいと思います。

それは、日本画です。

水彩画でも油彩画でもなく日本画です。日本画で使用する絵の具の色合いが好きなんです。なので、着物を見るのも好きで、雑誌の「家庭画報」を見るのも好きでした。

ごまちゃんが子猫の間は鉛筆や紙にも興味を示して、鉛筆を握る手に頭突きをしたり、紙の上で寝そべったりしてきたので、絵を描くことを諦めていましたが、誕生から2年が経ち、落ち着きがでてきたので、そろそろデッサンから始めてみようかと、日本画を習っていた頃の作品や画材を出して並べてみました。

初心者ですし絵の具は高価なのでたくさんは持っていません。
筆はカビが生えてなかったので使えそうです。

作品を手元に2つ残して持っていますが、どちらもどうしていいかわからず、どこが完成なのかわからなくなって、落款まで辿り着けなかった作品たちです。

膠を入れすぎてテカリが出たり、逆に足らなくて滲んでしまったり。右下は白くカビが生えてしまっていました。
胡粉の重ね方が難しく、背景色が思ってる以上に濃くなってしまった作品
写真を大きめに現像してデッサンします
デッサンはトレーシングペーパーに写すので線はハッキリ、でも描写は細かく描きます
トレーシングペーパーと和紙の間にカーボン紙を入れて線をなぞり、転写していきます
糸菊は本当に細かくて根気の要る作業でした

なぜか菊の花ばかり描いています。日本画家森田りえ子さんの絵が好きで憧れもあって菊の花を自分でも描いてみようと思ったのがきっかけだったと思います。そして菊の花自体もスッキリとした香りとたくさんの種類とカラーがあって生けるには扱いやすく、私はとても好きなお花のひとつです。

菊は一般にはお葬式、お墓参り、お仏壇などお悔やみで使われる印象が多い花だと思いますが、9月の重陽の節句だったり、お正月などおめでたい場面にも必ず生けるお花なのですよ。

これから秋が深まり大輪の菊の季節になります。家の軒先に一鉢ずつ大切に育てられた菊の花を神戸で見かけることがあるでしょうか。楽しみにして自転車で散策したいと思います。

そして、近くで菊花展があれば是非足をのばしてたくさん写真を撮ってきたいと思います。

やはり、やっぱり絵の題材は「菊」になりそうですね。

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