蒔絵

2022.4.3

今回の副反応は2回目接種後と少し違っていました。

コロナワクチン2回目接種の時は37.5度くらいの微熱と猛烈な倦怠感でした。

で、今回3回目の後は熱は37.1度くらいで微熱と言えないくらいで済みましたが、接種した左肩が接種した金曜日の夜からものすごく腫れて、左側を下にして寝られないくらい痛くて、寝返りを打とうと思う度に目が覚めるといった感じでした。

2日目の土曜日には接種した左の脇が腫れて、インターネットで調べると、接種した方のリンパが腫れるという副反応が3回目に多く見られていると報告があるようで、こんな副反応の出方があるのかと、ある意味人並みな副反応でよかったとほっとしているところです。

脇をきゅっと締めようと思うと痛いくらいなので生活にさほど支障は無く、今回は倦怠感もすっと消えてなくなってくれたので、今日日曜日は先週作っためがねをもらいに行ったり、大阪のギャラリーに蒔絵を見に行ったり。

間近で見て、しかも触らせていただけて、とても興奮して帰ってきました。

私のスマホのポンコツカメラで精一杯写真を撮ってきました。

花札

これは金継ぎの作品

金粉も螺鈿も光の当たり具合や見る角度によって何種類もの色に見えて、引き込まれるようです。ショーケースに並べられているわけではないので、ギリギリまで顔を近づけて見とれてました。

蒔絵作家の江藤國雄さんがギャラリーにいらっしゃって、いろいろとお話をうかがうことができました。(先日の投稿で少しご紹介させていただいた江藤雄造さんのお父様です)

飾り箱は曲線にこだわるため自分の手で木箱から作り、蒔絵に使う金粉も24金を使用するのだそう。こういう世界には目の肥えた人が必ずいて、質の善し悪しはすぐにバレる、だから偽物は使わないし、作らない。そういう仕事をしていると一瞬にして信用をなくす世界なんだと、漆芸をしてみようと思うなら本物をたくさん見て、目を肥やすことが大事だと言われました。

年をとってからでも続けられる趣味を見つけたいと思って探し始めて漆芸にたどり着き、もちろんですがここまでの作品を作れるようになるとは思ってもいませんが、お箸やお椀などの身近な食器から作ってみたいなと思いました。

日本国内にとどまらず、今やフランスなどヨーロッパでも人気の金継ぎ。

漆は塗り直して長く使うことができ、大量生産品には出せない味わいが素敵です。

今日は本物の作品を間近で見てさわって、極めた人の本物のお話を聞くことができて、本当に良かったです。

あとは、私の体質的に漆がOKなのかどうか。漆でかぶれる人は吸っただけでもダメなんだそうですよ。

そして今日はもう一つ素敵な出会いがありました。

長田神社の境内でこれまでもたまに見かけていた野良猫さんです。少し近寄ってしゃがんで写真を撮っても逃げようとしなかったのですが、あちらから近寄ってくれそうな気配はなく、猫特有の距離感を保たれたままだったので、こちらからも近寄らず、小さい声で話しかけて帰ってきました。

君にお家はあるのかい?今日は風が冷たいから早く帰んなさいよ!って。

今日もいい一日となりました。感謝です。

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