2022.3.6.
家の中で犬や猫などのペットを飼っていると、食べさせてはいけない物をペットが欲しがるからといって知らずに与えていたり、部屋にある物を飼い主が気づかないところで誤食してしまっていたり、どんなに気をつけているつもりでも、1度くらいは必ず失敗してしまったことがあると思います。
ごまちゃんはどうかというと、人間が食べているものに関しては匂いをチェックするものの一度も食べようとしたことがありません。お刺身や鶏肉であっても、ぷいっとそっぽを向いてしまいますし、私が食事をしている間もテーブルの上で鎮座していることは決してありません。なので、テーブルの上に食事を並べたまま別の作業をしていたとしても、何のハプニングも起こりません。
ただ最近特に音を聞きつけて走って寄ってくるものがあって、気をつけてはいたのですが、やられてしまいました。
買い物から帰ってきて、コートを脱いだり、手を洗ったりしている少しの間に、こんな感じです。
これはほうれん草の袋ですが、こういった野菜やパンなどをラッピングしているビニール袋って少し薄めで、音がカシャカシャするものが多いですよね。どうも興味をそそられるようなんです。

この時は噛み痕1cmあるかないかの大きさで気がついて、2、3日はウンチに混じって出てこないかと注意して見ていましたが見つけられなかったので、胃の中で溶けたとは思いませんが、ある程度小さくなって、腸に負担がないくらいの大きさで排出されたのだと思っています。
その後血便なども見られなかったのでとりあえずほっとしましたが、わずかな隙を狙って同じ行動を取るようになったので、要注意なんです。


今日もまた同じほうれん草を買ってくるとこの形相。ちょっと怖い。必死なんですよね。
噛むわ、舐めるわ。エサ以上に飛びつくんです。
なので、買ってきた物はすぐに下処理をして冷蔵庫に入れるなり、棚に押し込んでしまうなりして、とにかくごまちゃんの手の届かない所に片付けるようにしています。
子育て経験のある方ならきっと思われると思います。なんだ人間の赤ちゃんと同じで、口に入れてしまいそうな物はとにかく片付けておけばいいじゃないか、と。なので、当たり前ですが、ゴミ箱は留守にする時間が長い時は必ず空っぽにして出掛けます。テーブルやキッチンの上にも置きっぱなしはしません。
でも、猫の厄介なところはその運動神経の良さなんです。高い所にも飛び上がってしまいますので、高い所でも無造作に置いておくことはできません。一度執拗に興味を示した物、例えばごまちゃんで言うと、おもちゃ、輪ゴム、写真のような野菜などのラッピング、紐状のもの、などです。こういった物は特に蓋付き、扉付きの場所へ隠してしまいます。
なので部屋の中は比較的散らからずに済んでいるのですが、私がきれい好きだからでもなく、ただただごまちゃんのため、ごまちゃんのお陰でございます。
先日の猫の日関連で、本屋さんの一角にできていた猫本コーナーで見つけた1冊。

「猫が食べると危ない食品・植物・家の中の物図鑑」。監修を東京猫医療センターの服部幸先生がされています。
そりゃそうだろ!というものから、へぇ、そんなものも危ないのか!という新しい発見もあり、つい買ってしまいました。猫飼いさんなら持っておいても損はないかも。
事故が起きてしまっては猫の体にも負担になるし、もちろん治療費も発生してくるので、猫ちゃんと安全に暮らすための予備知識として、おすすめいたします。