2022.2.6
ごまちゃんの下顎の「猫ニキビ」の皮膚トラブルを抱えてから2ヶ月以上経過して、最初のマスキン消毒液に始まり、次にオゾン化クリームを塗布して様子を見てきたけど、すっきりと良くならないというのはやはり体質の問題なのでしょうか。
1月の下旬から与えているエサは100%療法食に切り替えています。
ヒルズのプリスクリプション・ダイエット「食物アレルギー&皮膚ケアz/d」です。
何度か紹介させていただいていますが、ヒルズの療法食はネットでも容易に取り寄せることができるのでまずはこちらに切り替えて様子見しています。ウエットフードもおやつも一切与えてはいけないので、与える楽しみはなくなりましたが、食器などの片付けは格段に楽になりました。
食いつきも便の状態も問題なく、下顎の汚れ具合もひどくはなっていないみたいだし、広がっている様子も今のところ見られません。


ただ、お薬を飲んで治療している訳ではないので、劇的に改善されるということでもなくて、手応えがなくて不安になってきます。
もっとできることはないのか、他に方法はないのか、もしかして原因は違うところにあるんじゃないのか、疑いだしたらキリがありません。なにせ、動物病院の先生もおっしゃっていたように、動物のアレルギー診断に関しては確立された方法がないということですから。
Amazonで猫の病気に関する本を検索してみてもレビューを読んでポチッとするのをためらい、午前中も神戸市立の図書館に行って猫の病気のケアについての本を探してみたけど、思ったような内容の本には出会えずに、やっぱりなって気分で帰ってきたところです。
マスキン消毒液の次はオゾン化クリームと、何日かに1回のペースで私がゴソゴソとコットンやらクリームやらを用意している気配を察知して、尻尾を巻いて物陰に隠れるこの生活を早く終わりにしてやりたい。舐めても大丈夫だからと言われても、猫にしてみたらニオイを付けられるだけでも嫌なはずなのに。
今は黒いブツブツがひどく出ていないので、毎日の簡単な拭き取りに、ただの水の代わりに炭酸水でコットンを湿らせて使っています。
美容院に行くとシャワーヘッドから出てくるのは炭酸水なんですよね。化粧水にも使われていたり、もちろん有名な入浴剤も炭酸ガス入りで、皮膚には良さそうです。オゾンほどの効果はないにしても、ただの水よりは汚れを浮かせて落としてくれそうな気がして、そして何よりも無味無臭で簡単に手に入ることが重要です。




図書館で読んできた本にしても、インターネットで検索して知り得た情報にしても、一貫して書かれていることは、やはり食事が一番大事だということです。
ヒルズやロイヤルカナンのホームページでは、食事や栄養管理についての情報が数多く掲載されています。最近流行のようにパッケージに書かれている「グレインフリー」も、必ずしも猫に良いことばかりではないということが解説されていました。
以前ごまちゃんが食べ過ぎた時によく下痢をしていたウエットフードも「グレインフリー」と書かれていました。「グレインフリー」なら何でもよくて、フード全てを「グレインフリー」にしてしまった方がいいんじゃないかと思っていた時期があったことは間違いないです。謝った認識、浅はかな知識でごまちゃんの体質を変えてしまうことにつながったのかもしれません。
食事の善し悪しによっては、腎臓疾患、消化器疾患、ひいてはガンの発症ということになりかねません。
ごまちゃんが「私のフードは私の体に合っていないよ!」と教えてくれているのかもしれません。このまま気づかずに何年も経っていたら、取り返しの付かない病気で苦しませていたかもしれないということです。
ヒルズやロイヤルカナンなどの老舗ブランドのホームページで紹介されているペットの食事や栄養管理に関する情報は、長年の研究と実績によって積み上げられた有益なものばかりでありながら一般向けにわかりやすく解説されていると思います。フード選びに悩んだり、ペットから発信される不調のサインに気がついた時など、こういったホームページで最新情報を入手することも方法の一つだと思いました。