2022.1.9
こんにちは。今日も穏やかに良く晴れた1日でしたね。
毎年1月9~11日にかけて、「十日えびす」が各地のえびす神社で執り行われていると思いますが、私が訪れるのは何年ぶりになるでしょうか、今年は西宮市にあるえびす神社の総本社である西宮神社(西宮えびす)に行ってきました。毎年テレビニュースで10日の本えびす当日午前6時に福男選びという開門神事(残念ながら今年も中止のようです)が行われることで有名な神社です。そのスタート地点の赤門から入ってお参りしてきました。


9日からの3日間それぞれに呼び名があることをご存じでしょうか?
1月9日を「宵えびす」。1月10日を「本えびす」。1月11日を「残り福」と言います。
本当は明日の「本えびす」にお参りしたかったのですが、妹と都合が合わず今日「宵えびす」にお参りすることになりました。
商売をしているわけでもないのに、私がえべっさんにこだわる理由。
それは、1月10日「本えびす」が私の誕生日であり、私の旧姓が「大黒(だいこく)」という名字だからです。だから何なのって思われるかもしれませんが、幼い頃から十日えびすのお参りと誕生日のお祝いが同時に来て、私にとっては特別な1日でした。
縁起物を2つも担いで生きてきましたが、特別裕福でもなく、かといって生活に困るほどでもなく、恵比須様にも大黒(大国)様にも程よく見守られている感じがする、そんな気持ちはずっと持っていました。
そして神戸に引越してきて、妹に、地元の氏神様にはご挨拶しておかないとあかんよって言われて長田神社に初めてお参りした時に、2体並んで祀られている恵比須様と大黒様に出会えたことに不思議と涙がこぼれ、この地に私を引き寄せて下さったのだと感じました。
妹も私も特別信仰深いわけではないのですが、御朱印に興味を持ってみたり、説法を聞きに出かけてみたり、二人とも年をとったんだなぁとつくづく思います。


さて、福笹や飾り物はごまちゃんのおもちゃになってしまいそうなので諦めて、「鯛みくじ」をして帰ってきました。この赤い鯛も見つけて早々に足でちょんちょんとどこかに転がしてしまったので、あとで探さないといけません。
帰りの順路には今どき珍しい「お化け屋敷」と「迷路」までありました。向かいの露店では今どきな感じの「鬼滅の刃」グッズや「IQOS」を販売しているのに、この区画にだけ平成より更に昔、昭和の雰囲気が漂っていました。


お昼ご飯は妹がテレビで取材されているのを見たと言うお店でチャーシューラーメンと餃子をいただきました。
チャーシューが売りのお店のようで、チャーシューの塊をテイクアウトもできるみたいです。
ラーメンのスープは、チャーシューの煮汁と同じ感じの少し甘めの醤油ベースです。餃子も肉がぎゅうぎゅうに詰め込んであって、ボリュームがありました。


そして、帰りは誕生日のケーキを買い求めて、以前から気になっていたケーキ屋さんに行ってきました。
三宮から西に少し行った西元町駅近くの「元町ケーキ」というお店です。
入り口右側にオープンテラスの客席と店内にもたくさんではないですが客席が設けてありました。


「元町ケーキ」の看板メニュー「ざくろ」(左側)とついで買いした「いちごタルト」(右側)。どちらも甘さ控えめ。「ざくろ」は人気商品なだけあって、7個、10個と買って帰るお客さんもいらっしゃいました。スポンジのしっとり感とふわふわ感、クリームの軽さも絶妙でした。お値段が295円というのも嬉しいですよね。スポンジと生クリームとイチゴのみ。シンプルすぎるくらいシンプルですが、だからこそ誤魔化しのきかない本物の味で勝負しているんだと思います。またリピしたいと思います。
と、ここまで、本当は明日の予定だったのですが、誕生日前日にすべて完了してしまいました。
写真はアップしていませんが、ラーメンとケーキ以外にも西宮神社周辺で大判焼きと酒まんじゅうを食べ歩きしてきたので、スイーツに関しては明日の分まで食べきってしまった感じです。
正月太り少し解消したと思っていた矢先、誘惑に負け続けたの本日からしばらくの間、粗食に徹したいと思います。