2021.12.4
こんにちは。先週のごまちゃんの「猫ニキビ」から1週間が経ちました。
1日1回マスキン消毒液をコットンにたくさん含ませて、こすったらいけないということと、液を皮膚にまで届かせないといけないので、頭部をしっかり手で固定して下顎に押さえつけるように塗布しています。
バリカンで毛を剃ってもらった部分は確かに状態は良くなっているように見えるのですが、毛を剃らなかった周辺部分が何となく怪しい感じがして、範囲を広めに消毒液を塗布しています。

塗布した後はすぐさまピンク色に染まった下顎の部分を丁寧に顔を洗うように毛繕いするのですが、塗布した部分のピンク色も落ちてなくなっているし、毛繕いで触れる前足や顔周辺は不思議とピンク色が移らないんですよね。
しつこく色素が残ってしまうような薬剤はもちろんNGですが、あの鮮やかなピンク色の液体を見せられた時は、ごまの真っ白な毛色がさすがに心配になりました。
毎晩同じ時間帯にピンク色のビショビショに湿らせたコットンを片手に私が迫ってくるので、ごまちゃんも察しがつくようになって隠れてしまうようになってきたので、時間帯を変えながら、根気強く治療を続けていきたいと思います。
話は変わりまして、京都・嵐山と奈良に2週連続歩きに歩いて疲れていたのは事実なのですが、1年前に痛めた膝の具合がどうも良くなくて、しばらくは膝に負担をかけないようにしないといけません。
ここ神戸に引越してくるまで住んでいたところは雪がよく積もる町で、昨年の冬、徒歩で片道30分の道のりを、自転車ではもちろん雪道は危険なので、徒歩で重いスノーブーツを履いて通勤していたら、おそらく靭帯を痛めてしまいました。”おそらく”というのがよくないですが、整形外科には診てもらったんですよ。町医者は私が痛いと言っている部分とは違うところを押さえて「ここが痛いでしょ?」と診断を押しつけてきました。私にしてみればサポーターと湿布がもらえて、骨に異常が無いことが確認できれば、あとは日にち薬だと思っていたので、その診察の後は1回も受診しないままです。
なので、最近は部屋でじっと、ごまちゃんを膝の上に乗せて、小説をひたすら読んでいます。仕事の休憩時間にも一人読書です。


有川ひろさんの「みとりねこ」はたまたま書店で見かけて、猫の表紙がかわいくて衝動買いしました。映画化もされた「旅猫リポート」の続編的な、猫を中心とした世界の短編集です。
1話から号泣しました。ものの見事に猫の世界に引きずり込まれました。
思わず「ふふっ」と笑えるところ、こらえようと思ってもこらえきれずに「嗚咽」と言えるくらいに号泣するところ。
猫を飼っているからなのか、猫を飼っていない人ならどういう反応をするのか。
文章もテンポ良く、あっという間に読み終わってしまったという感じです。
でも、あったかいほわっとした余韻が残りました。小説によってはあったかいものばかりではないですが、あったかいものを求めてこの本を手に取った私は、疲れていたのでしょうか。少し前まではビジネス本や自己啓発本を、中小企業診断士の勉強をしていたせいもあって、生産性や女性リーダーがどうのこうのと、あまり頭の中に染み入ってこない本ばかり読んでいました。
子どもたちのこと、両親のこと、会社の上司のこと、ごまちゃんのこと、毎日何かにイライラしたりモヤモヤしたり、自分でも気づかずに現実逃避できる場所を探していたのでしょうか。
来年に向けての目標は、1週間に1冊本を読む!
てくてくしゅうちゃんさんを見習って、私も続けていけそうな?1週間に1冊はちょっとキツいかな?でも目標を決めてみました!好きなことを続けることを目標というのかわかりませんが。
冷たい風が吹き、冷たい雨が降ることが多くなってきました。もう雪景色のところもあるかもしれません。
お部屋の中はあったかくして、あったかいものを食べて、あったかい会話を交わし、あったかい気持ちを大事にしましょうね。