2021.10.13
ごまちゃんのふみふみはちょっと特殊だと思うので紹介したいと思います。
実家で飼っていた猫は、甘えたい時、眠たい時は当たり前に膝の上や肩まで登ってきて、着ている服でもみもみ、ふみふみしていました。
猫は必ずふみふみするもんだと思ってました。
ごまちゃんとの生活が始まって1ヶ月くらい経ったころだと思います。
なぜこの子はふみふみしないの?
お母さんとの別れが早くて、やり方忘れちゃったの?
今思えば余計なお節介だったかも知れません。猫の中にはふみふみを卒業して自立する猫ちゃんもいるらしいですね。「ねこのきもち」などでそんな記事があり、ちょっと反省しました。
でも、2年前の私は、ごまちゃんにふみふみされたかったし、猫のふみふみするところを見てほっこりしたかったんです❗
そこで私がしたこと。

ごまちゃんに自分のしっぽをくわえさせること、です。

最初は嫌がると思ったんです。でも口元にしっぽを持っていってやると、抵抗なくチュパチュパ始めました。そして、ふみふみを徐々に思い出したらしく、少しずつ前足が交互に動き出しました。
今では毎日決まった時間、朝の歯磨きの時、夕食後のちょっとスマホを見てる時間、寝る前の歯磨きの時、そして就寝時に、鼻で鳴いて知らせてきます。
最初に膝の上でくるくる回り、ポジションを決めます。いいポジションを見つけるまで何回もくるくるごろんを繰り返します。そして、ポジショニングできたら私にもたれかかり自分のしっぽをたぐり寄せます。チュパチュパが始まるかと思いきや、うっとり顔で何度も私の顔を見つめてきて、おでこを撫でてもらえるのを待っています。そしてそれも気が済んだら、やっとチュパチュパとふみふみが始まります。
気がつけば10分経ってたなんてことはよくあることで、引き続き毛繕いに移行することもあります。
ふみふみも毛繕いも、なんとも幸せな時間です。

猫との生活でよかったこと。
何事も焦らず、時間を決めすぎず、休日は常に「ま、いっか!」な感じで、のんびり過ごすことができるようになったこと。
資格試験の勉強中は、残業して家に帰ってきて寝るまでに3時間勉強、休日は終日図書館にこもって勉強。自分で規則を作り、時間に追われる生活。これを2年間続けた私は体力も限界で集中力も途切れ、もちろん結果を残すことができませんでした。
こんな時にごまちゃんが私の前に現れ、そんなに頑張らなくていいんだよ、って言われている気がして少し気持ちが楽になり、ごまとのんびり過ごすうちに徐々に体調も元に戻すことができました。