2021.9.20
どの猫ちゃんにもお家の中に、狭くて、身を隠せて、誰にも邪魔されない、お気に入りの場所が必ず一つはあると思います。
自分で強引に物と物の間に頭から突入してお気に入りの場所を作る場合と、この場所だったら隠れ場所に気に入ってくれるかもと思いわざと物を置かず少しスペースを残しておいてあげる場合と。
前者の場合、先住猫のごまちゃんが開拓した、クローゼットの奥の布団収納袋に入れた毛布の上です。吊した衣類がカーテンのように目隠しになり、わずかなスペースだけど、とても居心地がいい様子です。クローゼットを閉めているときは前に座って、ニャ~とひと鳴き、はいはいわかりました!と開けてやる次第です。ただ低い場所にあるため、クローゼットを開けてしまえばうめちゃんが真っ先にサッと侵入してきます。
後者の場合、ここは洗濯機置き場の最上段なのですが、今のところ、ここに上がれるのはごまちゃんだけです。高さは2m近くあるんですよ。私が洗濯機に洗濯物を入れて洗剤を注入しているわずかの間を狙って、ごまちゃんは私の背中を駆け上がり肩を踏み台にしてピョンと最上段に上がってしまいます。
うめちゃんは小さいから私の体を駆け上って肩を踏み台に使うということができないのか、やり方を知らないだけなのか、いずれにしても時間の問題かもしれませんが、今はごまちゃんにとってうめちゃんからの避難場所になっています。


ただ、洗濯機が回り始めると、それなりの音がしますし、洗剤や柔軟剤のにおいがプンプンして、猫にとっては段々と居心地の悪い場所になってくるんでしょうね、そのうちに洗濯機を足場にして、トントンと降りてきてしまいます。

この写真は養生テープで軽く留めてあるだけで、雑で見た目も悪くて載せるのも恥ずかしいくらいですが、うめちゃんの体がもう少し大きくなるまでの対策です。
子猫って、洗濯機の下側、防水パンの間にでも入り込んでしまうんですよね。
洗濯機の足下は、うめちゃんが来て急ごしらえですが、100均で調達してきたホワイトのスチールラックのパーツでガードしています。
家具の裏側は埃が気になるくらいですが、家電製品の下側、裏側は特に気をつけたいですよね。
あと、コンセント周辺やコードを束ねるのに使用する芯に針金が通っている留め具(ごめんなさい、なんていう部材でしょう?)など、子猫のうちは何でも興味津々で口にして噛みちぎってしまうので、隠せるものはできる限り隠して、誤飲誤食にならないように対策しています。
お花や観葉植物も好きなので本当は飾って彩りのある部屋にしたいところなのですが、今はごまちゃんを保護する以前に購入した観葉植物が一つ残っているのみです。
でも、この観葉植物もうめちゃんは噛み噛み、いっぱい歯形が残って、今はうめちゃんの届かないところに置いていますが、これも時間の問題ですね。
思わぬところに入り込んだり、何でこんな物噛んじゃうの?って、猫それぞれに行動も違って、ごまちゃんはこんなことしなかったのにとか、うめちゃんでまた新たに勉強させられたり、これからもまだまだ発見がありそうです。